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ハンニバル・ライジング(2007) [サスペンス]

原題:Hannibal Rising
監督:ピーター・ウェーバー
出演:ギャスパー・ウリエル
    コン・リー


あらすじ
ハンニバル・レクターシリーズの青年期編。
第2次世界大戦中のリトアニアの名家で育っていたハンニバルとその妹ミーシャ。
戦禍に巻き込まれ、両親を失った兄妹は対独協力者たちに捕まる。食料の尽きた男たちがミーシャを殺して食べるのを目撃してしまったハンニバルはそのときの記憶を失っていた。伯母に引き取られ、伯母を慕うようになったハンニバルは、妹を食べた男たちを探しだし復讐することを誓う。

原作を読んでからの映画鑑賞でしたが、初見はひたすら残念な印象しかなかったです。
まず、原作からしてちょっと残念な感じだったので。
しかし何がどう残念かと考えると、自分が日本人だったから残念だったんだろうなーと…。
ハンニバルを引き取った伯母というのが、レクター家に嫁いできた日本人(レディ紫)だったので、紫さんの先祖の具足とか日本刀とか飾ってあるんですけど、これがどうにも胡散臭い。 紫を演じているのが日本人じゃないせいもあるのかな、日本人が作ってるわけじゃないので仕方ないんだけど、「え、これ日本…?」みたいに感じるところがたくさんあるので、そこがいちいち引っかかる。
ハリウッド映画とかにはよくあるあの感覚です。
日本人じゃなければ気にならなかったのかもしれないと思うとちょっと悔しいですね。

原作の巻末解説では「妹を食べられたことで(キリスト教的、西洋的な)神と決別したハンニバルが、精神や教養、立ち居振る舞いの基盤としたのが東洋文化だったことは納得がいく」みたいに書いていたんですけど、そしてそれ自体は納得がいくんですけど、レッドドラゴンにしろ、羊たちの沈黙やハンニバルにしろ、これまでのレクターに東洋文化の素養を感じたことが全くなかったので、むしろヨーロッパの貴族や知識人的な雰囲気だったので、いきなり日本文化がバックボーンでしたとか言われても後付けにしか見えないよ…って思いました。

そこのところの引っかかりが大きすぎて、初見は残念だったんですけど、日本がどうのこうのってところを、ごそっと見なかったことにするとなかなかいい感じです。

まず、ハンニバル役のギャスパー・ウリエルがとてもいい。
その名どおり天使のように綺麗な顔立ちの、ちょっとベビーフェイスな彼が綺麗な笑顔のまま楽しそうに残忍な復讐を遂げるというあのギャップ。歌を口ずさみながら人を殺すあの感じは、アンソニー・ホプキンスが演じていた「ハンニバル」で、パッツィを殺したときや、紳士的な気取った振る舞いの一方で「タタ(バイバイ)」とかの可愛い言い回しを使う感じを思い出させてよかったと思います。まあそのあたりは原作に忠実っていうのもあるんですけど、そういうギャップがはまる役者さんだったので良かったなと。

あと関係ないですが、非常時とは言え自分がスープにして食べた子どもが腕にしていたブレスレットを、自分の実の娘につけさせるやつの気が知れないなと思いました。

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辻

紹介


日本語の起源

言霊百神

kototama 100 deities
by (2014-10-25 19:22) 

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